9/21障がい児者支援を考える公開連続講座【2回目】まとめ

全て
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さて今回も、連続講義の全6回中2回目の講座に参加してまいりました。
来年度もあるかは分かりませんが、今後参加を希望される方の参考になればと思います。

場所はOKBふれあい会館で19:00~20:30でした。

新生児期から始める小児期リハビリテーション

大垣市民病院 リハビリテーションセンター理学療法士 木野裕成先生

小児リハビリの取り組み

大垣市民病院の概要NICUとGCUについて

NICUへの介入は決して歴史の長いものではなく、先生自身も先駆者のもとを訪ねながら実施されてきた。
低体重出生児など呼吸療法、ポジショニングなどで出来るだけ健常児がとっているであろう姿勢をとれる様にアプローチを行うなどを実践されている。

運動発達の考え方

発達の流れ

発達の流れは直線的ではなく、階段状に上がっていく。その階段の停滞期においても微細な変化があり、それをセラピストが適切に捉え対応していくことが重要である。

発達の方向

頭から足に向かって発達していく。その中で緊張の評価が大切となり、Dubowitzの評価のような数値でなく、段階を評価するスケールが用いやすい。

アプローチ方法の基本

基本的な考え方

支持性と動作性の関連が大切で、体幹が安定するから末梢が作用でき、末梢が作用できるのは体幹の安定に裏付けされている。
それらを踏まえて…
・ハンドリング
・相反神経支配
・支持基底面
上記3つの概念を軸に考えて対応する。



新生児期のアプローチ

満期産児と早期産児の違い

低緊張などを原因として支持基底面が小さくなってしまう傾向にある。
仰臥位では特に出っ張っている所(成人でいう所の褥瘡のできやすい部分)で支えてしまうため、そこを軸とした反り返りなどが起こってしまう。
伏臥位と仰臥位では、伏臥位の方が面で体を支える傾向にありリラックスしやすい状況にある為、伏臥位でのポジショニングが重要となる。

具体的アプローチ

・反射(BOB、BOHなど)
・腹部の刺激(こしょこしょ)
・指しゃぶり
・ポジショニング
・タッチケア

呼吸リハビリ

目的

肺でのガス交換の改善
気道のクリアランスの改善

体位排痰法

姿勢を変えて、貯留物を重力で移動させる方法。
他に呼気圧迫法などがあるが、基本は体位排痰法を用いる。

ポジショニング

体位変換、良肢位の保持、感覚入力、安静保持、リラクゼーション、変更拘縮予防のため実施。
後弓反張などを改善するため、点ではなく面で支え安定させる様に指導する。
しかし、大切なことはできるだけ簡易にできることである。
姿勢が安定して、呼吸が楽になる姿勢においてリラクゼーションが得られる。

まとめ

全体にはリハビリスタッフに対しては基礎的な知識を小児の分野でどう活用するしているかについてのお話でした。
つい、普段軽視してしまっていた部分を再確認することができました…お恥ずかしい限りです…。
基礎的な理論と具体的方法を教えて下さったため、今回勉強会に参加された他職種の皆様には理学療法士の先生方に対して相談するべきポイントがわかりやすく伝わったのではないでしょうか?
先生のお話をもっと聞きたいと思う所でありますが、現在岐阜県どころか東海エリアにおいて発達のリハビリについて話が聞ける機会が少ないということで、岐阜県を中心に改善していくとありがたいなと思う次第です。
当院でも早速ポジショニング、ハンドリング、呼吸指導などを再確認してマニュアルを整備していきたいと思います。

※記事上では、簡単な概要の紹介で詳細な内容は伏せさせていただいております。木野先生の話を聞けるチャンスがあったらぜひとも参加してお話を聞いて詳細を確認してみて下さい。

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